こんにちは、京都二条の鍼灸ビワ温灸治療院「太氣堂」の多根です。
すっかり投稿をサボっていたら、もう秋の気配。
今年もあと数ヶ月、ピッチを上げていきまっせ ^^ /
「 ミソろう! 」
と言っても、
大阪ミナミ千日前「味園(みその)」で、アヤシイ昭和の宴会気分を味わうことではありませぬ。
(これは味園への褒め言葉です 笑)
「ミソろう!」とは、「毎日の食卓に味噌汁を!」というお話です。
こんな経験はありませんか?
味噌汁を飲んで、
食欲が出た。
二日酔いが治った。
寒い冬に飲むと芯からあったまる。
ほっとして気持ちが安らぐ。
などなど・・・
それもそのはず、味噌に含まれる酵素が消化吸収を助けてくれ、体内の酸化を防いでくれます。解毒作用も強く、動脈硬化の予防にもいい。肝臓の薬とも言われている。
日本古来の発酵食品の代表、それが「味噌汁」。
日本の食卓にになくてはならない味噌汁ではありますが、最近では、味噌汁をあまり飲まなかったりインスタントで済ませたりしがちではありませんか?
でも本来味噌汁はとてもシンプルな料理。
味噌・出汁(だし)・好きな具材、これだけで立派なおかず兼汁物の完成です。
さらに、ちょっといいお味噌(3年以上熟成させたもの)と、ちょっといい出汁(削りたてのかつお節)を使うだけで食養の効果が大幅にアップします。
薬やサプリメントにお金をかける前に、ぜひ味噌汁にちょっとお金をかけましょう!
「豆味噌は生命力に溢れている」
陰性体質(冷えやすい、疲れやすい、顔色が良くないなど)の方に特にオススメなのが、陽性が強い「八丁味噌(豆味噌)」。赤黒い色をしたお味噌です。
豆味噌は2年以上樽に寝かせて熟成させて造るのですが、夏の発酵が盛んな時期には、豆味噌の中の豆が膨張して、ピラミッド状に積み上げられた3トンの重石が持ち上がるほど。豆味噌にはアルギニンが豊富なため精力増進作用もあって、徳川家康はそのおかげで16人もの子だくさんだったとか。
豆味噌は味がちょっと苦手、という方は他のお味噌とブレンドさせた「合わせ味噌」がおすすめです。
季節の変わり目、体調管理に是非味噌汁を毎日の食卓に取り入れて、
ミソってくださいね〜。