• 多根嘉宏

    はり灸・ビワ温灸  太氣堂 代表

こんにちは、京都二条の鍼灸ビワ温灸「太氣堂」の多根です。

今回は、食に関して特におすすめの一冊をご紹介します。

 

 

野草の力をいただいて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「野草の力をいただいて」 若杉友子著  五月書房

 

 

この本を書かれた若杉友子(わかすぎともこ)さんという“ばあちゃん”に初めて出会ったのは約10年前、京都北部の綾部市で開かれた食がテーマの講演会でした。

とっても小さな体なのに元氣に溢れ、2時間余りを立ちっぱなし喋りっぱなし、右に左にと動き回っていました。

そんな若杉ばあちゃんの元氣の秘訣、特にいにしえの日本人が大切にしてきた伝統食の知恵が、この本の中には多数のカラー写真を交えて紹介されています。

 

文中より抜粋

「年はとうに七十を過ぎているけど、メガネなしで新聞の小さな時も読む。補聴器もいらない。スクワットも七十回はできるし、縄跳びも百回ぐらいは飛べる。髪の毛なんて生まれてからこれまで、一度も染めたことがない。血圧を計ったこともないし、健康診断を受けたこともない。二十三年前から、肉も卵も乳製品も、いっさい口にしていない。一汁一菜。米と味噌汁、漬け物中心のいたって素食な暮らし。それでもこんなに元氣なのは、野草の命をいただいているから。・・・」

 

「たとえ天変地異が起き、放射能が降り続けても、私たちはこの日本で生き続けていこう。病気や不幸を、他人や世の中のせいばかりにしていてもしょうがない。誰かが助けてくれるのを、待っていても始まらない。まず食べることで血をよくして、体温を上げて、自分の身体を立て替え、立て直し、そしてそれを家族や友だちに広めていこう。米と草、ホンモノの調味料、それさえあれば大丈夫。たとえ世の中ひっくり返ってどさくさしていても、私たちは生きていける、という自信と夢はいつでも持って、力強く生きてゆくことなんだよ。」

 

 

「健康は食から」を、身を以て体現されている若杉ばあちゃん。

食を改め、生き方を改め、若杉ばあちゃんのようなイキイキワクワク人生を送りたいものですね。

 

 

 

 

※若杉ばあちゃんの著書は他にも数冊出版されています。

その中から幾つか紹介させていただきます。

 

『子宮を温める健康法』 WAVE出版。

婦人科疾患や不妊症に悩む女性におすすめです。

 

 

子宮を温める健康法

 

 

『若杉ばあちゃん食養語録』 五月書房。

ばあちゃんが本当に伝えたい「ことば」と「実践」の集大成。

2014年6月に出版された最新本です。

 

 

若杉ばあちゃん 食養語録

 

この記事の著者
多根嘉宏 はり灸・ビワ温灸  太氣堂 代表

こんにちは、太氣堂の多根です。
二条駅近くで、「はり灸」「ビワ温灸」の施術を行っております。

はり灸は、慢性疾患や病院でも治りにくい不定愁訴に効果的です。
ビワ温灸は、冷えを伴う症状や婦人科疾患などお辛い症状に効果的です。

どちらもとても気持ちいい治療法で、施術後は身体が楽になったり軽く感 じたりしていただけると思います。

ご来院、心よりお待ち申し上げております。