「 月はおぼろ 花麗し
春は霞か 桜は紅枝垂(しだれ) 」
儚い恋の行く末を古都の四季に絡ませながら唄い上げたこの曲は、
明日発売されるサザンのニューアルバム「葡萄(ぶどう)」からの芳醇な一粒
「イヤな事だらけの世の中で」の一節です。
《 サザンオールスターズ・ニューアルバム「葡萄」より 》
こんにちは。
この地に越して十数年、今頃になってようやく京都の素晴らしさに気付き始めた
鍼灸ビワ温灸「太氣堂」の多根です(汗)。
この季節、歴史ある古い町並みと春を待ちわびたかのように咲き乱れる花々とのコントラストが、汚れたオッさんの心にも豊かさと潤いを与えてくれます。
さて、今回は「プチR18指定」なお話を・・・
先ほどご紹介した曲の中に、こんな歌詞があります。
「 躊躇(ためら)いがよぎるその前に とびきりの笑顔で逝かせてくれ 」
「逝く」とは、この世からオサラバすることですが、
あなたは「死」に対してどのようなイメージを持っていますか?
もしかして、ワクワクしますか?
もしそうなら、あなたはかなりの逸材です!
一般的には「漠然とした恐怖心」ではないでしょうか?
でも男女の営みが極まった際に発する言葉「××ぅ〜!」と、
先ほどの歌詞に出てきた、この世から去る時の言葉「逝く」とは同じ発音なんですよね。
想像するに、死を迎えたときには、「××ぅ〜!」と同じかあるいはそれ以上の今まで味わったことのない幸福感に満たされるのではないか。まさしく昇天、天にも昇る気持ち。
とすれば、死を漠然と怖がることはなく、むしろ最期の瞬間を楽しみにしながら日々を悔いなく生きていけばいいのではないでしょうか?
この世に
執着せず、
未練を持たず、
後悔せず、
全てを受け入れ、
全てを手放した時・・・
その瞬間は最高の幸福感に満たされるはず。
そんな最期を迎えられる人生を日々歩んでいきたいものです。
さて、あしたCD買ってこよ〜っと! 合唱 ♪